寒い時期の健康管理

11月に入りこれから日に日に寒さがましてきますが、この時期、血圧が高めの人は注意が必要です。寒くなると、私たちのからだは体温を逃がさないように血管が収縮するので血圧が上がりやすくなります。血圧が高めの人は寒さを感じたり冷たい水などにさわったりした時などは血圧がさらに高くなり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがありますので次のような状況では特に注意が必要です。

・寒い屋外に出たとき
・暖かい部屋からトイレや脱衣所など寒い場所へ移動したとき
・熱いお風呂に入ったとき
・夜間トイレに起きたときや早朝に起きたとき など

冬.png【高血圧だとどうなるの?】
血圧が高い状態が続くと血管がもろくなったり、動脈硬化の進行が早まったりし心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病の発症頻度が高くなることが知られています。また、高血圧によって心臓が肥大することがあります。心臓が肥大すると全身に血液を送り出すポンプの作用が次第に弱くなり、心不全を起こしやすくなります。高血圧は自覚症状がないまま進行していきますので、健康診断などの検診を受けたり、定期的に病院や家庭において血圧を測るようにしましょう。

【高血圧を予防するには】

1.塩分のとりすぎに注意
薄い味付けを心がけましょう。麺類の汁は残し、加工食品やインスタント食品の摂取はできるだけ控えましょう。

2.肥満を防ぐ
肥満は高血圧の進行を助長します。肥満の人は減量に努めましょう。

3.ストレス解消
多忙な生活や精神的な緊張の連続は血圧に悪影響を及ぼします。できるだけ息抜きをするよう心がけ、睡眠を十分にとりましょう。

4.適度な運動
ウォーキングなどの適度な運動は血圧を下げる効果があります。日ごろから適度な運動に心がけましょう。

5.たばこやお酒は控えめに
喫煙や過度な飲酒は血圧を上げ動脈硬化を促進したり血管に負担をかけますので控えましょう。

風邪を引きにくくする食べ物

これから紹介する食品を積極的に摂ると免疫力もアップして風邪を引きにくくなります。

★ヨーグルトヨーグルト.pngのサムネイル画像★ 
ヨーグルトを170gほど食べると、免疫力が高められ効果があります。170gというと小分けヨーグルトぐらいです。飲むタイプのヨーグルトでもOKです。
★お茶★お茶.png
昔から緑茶を飲むと風邪を引きにくくしてくれると言われていますが、お茶の中に含まれる【L-テアニン】という成分が免疫力を強くしてくれます。緑茶の他に紅茶やカフェインフリーのコーヒーにも含まれています。
★さつまいも★さつまいも.png
皮膚が体調をそのまま映しだすと知っていますか?最近お肌の調子がいまいちなときは体調も悪くなってきている証拠です。皮膚の免疫力を一番高めてくれる栄養素というのが『ビタミンA』なんですがこのビタミンAを一番効率よく摂取するために最適なのがさつまいもです。
★きのこ類★
きのこ.png 免疫力をアップするのに腸内環境を整えるのがきのこです。腸内の善玉菌を増やすことによって免疫力がアップするのですが、善玉菌を増やすとなるとヨーグルトや乳製品を思い浮かべると思います。善玉菌だけを摂っても悪玉菌を体の中から出さなければ意味がありません。ヨーグルトや乳製品には食物繊維が含まれていないために腸内の悪玉菌などの老廃物を体の外へ出すことができません。そしてきのこの中でもしいたけ、まいたけ、エリンギ、しめじ、なめこ、ヒラタケなどが特に良いとされています。きのこにはその他にもコレステロール値を下げたり、便秘解消にも効果があるので積極的に食べるようにしましょう。

美味しそうに食べるお婆ちゃん.png食事の中で免疫力をアップしてくれるこれらの食品を積極的に摂るようにすることが風邪を引きにくくするための対策や予防になります。

湯船につかろう!

お風呂 動物.pngのサムネイル画像睡眠と入浴は深く関係しています。どんな睡眠を得たいかによって入浴方法を変えることで自分の希望する睡眠を得ることができるかもしれません。熱い夏はどうしてもさっとシャワーで済ます人も多くなります。しかし、それが夏の疲れを貯めてしまうひとつの要因なのです。では、どれくらいの温度で、どれくらいの時間入ればよいのでしょうか?夏の疲れを解消するための目的入浴方法を見てみましょう。お風呂場.png




「ぐっすり眠りたい」タイプの人は・・・
少しぬるいなと感じるくらいの温度(38度前後)のお湯にじっくり入りましょう。
目安としては20分~30分くらいです。
副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスできます。長く感じるかもしれませんが、本を読んだり好きな音楽を聴いたり目をつぶってリラックスしていると意外に早く時間は過ぎてしまします。寝る1時間以上前には入浴を終わらせ湯冷めしないように布団へ入ってください。また、浴室もそうですが入浴後のリビングの照明を落とすことでより体がリラックスできスムーズに入眠できます。

「体の疲れが抜けきらない」タイプの方は・・・
少し熱めの温度(42~43度)でさっと入りましょう。目安としては半身浴で10分程度です。この入浴方法によって緊張状態の筋肉をほぐすことができます。交感神経が刺激され入浴後に体がシャキッとします。また、朝でかける前に入浴できると1日の活力につながります。ただし熱い温度はのぼせやすいので気をつけてください。

「冷房でやられてしまった」タイプの方は・・・
女性に多いのがクーラーの効いたオフィスで1日中仕事をしていると冷房病にかかってしまうことです。この冷房病は首や肩が凝ってしまい血行が滞ってしまいます。そんなときは通常くらいの温度(41度くらい)にじっくり浸かりましょう。目安としては20分から30分くらいです。湯船に浸かりながらストッレッチやマッサージをすると血行が促され体が軽くなります。入浴中.png


入浴前には脱水を防ぐためにもコップ1杯のお水、入浴後もコップ1杯の水を飲むよう心がけてください。また無理は禁物です。入浴時間はあくまでも目安ですのでご自身の体を第一に考えてください。

心臓病予防の意識を高めよう!

8月10日は「健康ハートの日」だそうです。これは心臓病について、国民の予防意識の向上を図ることを目的として公益財団法人日本心臓財団が定めたものです。

心臓病の原因は生活習慣と深くかかわっているものがあり、高齢者のみならず働く世代の方々も注意が必要です。心臓病の中でも冠動脈の動脈硬化が原因で起こる「狭心症」や「心筋梗塞」は高血圧・脂質異常・高血糖・喫煙などが危険因子となります。

夏場の心臓トラブルを防ぐには・・・・・
心臓病は冬場に多い傾向がありますが、夏場も油断は禁物です。夏場の高温多湿という環境では、発汗によって体内の水分が大量に失われて血液がドロドロになり血栓ができやすくなるので心臓に大きな負担がかかります。
脱水症状を防ぐには水分をしっかりと補給することが大切です。とくに炎天下での運動は要注意です。運動中は水やスポーツドリンクなどをこまめに補給しましょう。
また温度差についても注意が必要です。冷房の効きすぎた室内からそうでない所へ出るときなどの急激な温度差は血圧上昇につながります。冷房の温度設定は高め(26度~28度)にして屋外との温度差が5度以上にならないように気をつける、外出のときは薄手の衣服を持ち歩いて衣服による温度調節をできるようにする、また天気のよい昼下がりの外出はできるだけ避けるなど工夫しましょう。

狭心症や心筋梗塞などの心臓病になりやすい人の生活習慣
心臓病のリスクを高めるこんな生活習慣は要注意です。
生活習慣.jpgのサムネイル画像 狭心症や心筋梗塞などの心臓病を遠ざける生活習慣改善のポイント
動脈硬化が招く狭心症や心筋梗塞の4つの危険因子を遠ざける生活習慣を実践しましょう。

1.高血圧を防ぐ
高血圧の最大の原因は塩分のとり過ぎによるものです。味付けは塩だけに頼らず、香辛料やだし・酢などを上手に使って減塩を心がけましょう。

2.脂質異常を防ぐ
肉の脂身や動物性生クリームなどの乳製品などに多く含まれる不飽脂肪酸は中性脂肪やコレステロールを増やすので注意しましょう。一方オリーブ油やごま油、魚の油に多く含まれる不飽脂肪酸はこれらを減らす働きがありますので良質の脂質を選び必要な量だけをとるように心がけましょう。

3.高血糖を防ぐ
食事は腹八分目を心がけ栄養バランスを考えてとりましょう。間食(甘いお菓子)やアルコールにも注意が必要です。

4.たばこを吸わない
喫煙は心臓病だけでなく多くの生活習慣病を招く危険因子です。喫煙者のみならず身近な家族の健康も害します。「今すぐ禁煙」を実行しましょう。


熱中症になったらどうしたらいい?

熱中症になるとどんな症状があらわれるのでしょうか?

初期段階
熱中症.png ①めまいや立ちくらみ
②筋肉の痛みや筋肉の硬直が起こる
③大量の汗が出る
その後熱中症 頭痛.png
 ①頭痛がする
②気分が悪くなって吐き気、嘔吐
③体がだるくなって力が入らなくなる
などの症状がでてきます。
更に悪化すると、体を触ると熱く感じるほどの高温になり意識障害が起こって手足が痙攣したり思うように動かせなくなったり、意識はあってもまっすぐ歩けなかったり走れなかったりするようになります。
当てはまる症状があれば、涼しい風通しの良い場所で早めに休むことが大切です。


では熱中症になってしまったらどのように対処すればいいか?

熱中症の応急ポイント
①まず風通しの良い場所や、冷房の効いた室内などへ移動する
②衣服を緩めて風通しを良くする
③水分や塩分をしっかりと補給する
④筋肉が痛くなったり、痙攣したりするなら生理食塩水(0.9%の食塩水)を摂取、通常はこれで回復!
⑤めまいや倦怠感、むかつきや嘔吐、頭痛のある時にはイオン飲料や経口補水液を補給!
⑥足を高くして手や足を先の方から心臓部に向かってマッサージするのもとても有効
⑦体に水をかけたり、冷たい濡れタオルを当てて体を冷やす
<重要> 濡れタオルは首筋、腋の下、足の付け根に当てましょう。ここは皮膚に比較的近い場所に大きい動脈があるからです。血液を冷やすことで体の熱を取ることが出来ます。

積極的に取り入れて熱中症を予防しましょう。
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