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ボランティアに初挑戦!

2020.09.28

施設ブログ

このコロナ禍にあっても、パストラール尼崎の皆様のご様子は、いつも笑顔と笑い声に溢れ(ただし、マスク越し)withコロナの生活を上手く実践しているご様子が見て取れます。

さて、そんな柔軟でポジティブ思考をお持ちの皆さまに、是非、挑戦して頂きたかったのが、“ボランティア活動”です。

まだまだ心身共にお元気で、知識意欲や社会への関心が高い皆様の力を、是非、役立てたいと企画したのが、『使用済み切手』のボランティアでした。その名もボランティア『いきいき応援団』

 

今回のボランティアは、尼崎市社会福祉協議会の協力で実現。内容は、すでに行政や企業から社協に集まった使用済み切手を、封筒から切り離す作業。処理した切手を社協に戻し、それを海外保健医療協力のパイオニアでもあるNGOに送り、換金し、様々な活動に役立てるというもの。

たとえば、12,000枚の切手でインドネシアの助産師学校で1か月の授業料になったり、医師、看護師などを派遣するワーカー派遣にも使われています。先日、アフガニスタンで壮絶な死を遂げた中村哲医師も、ここから派遣されたそうです。

専用の『いきいき応援団』のバッグもご用意し、出来上ったものが一目瞭然でわかるアクリルボックスもご用意!

さて、その反応やいかに・・・

がしかし・・・・・・・・・いつもの“様子見タイム”(沈黙)が始まりました。(ここは忍の一字です。汗)

「これ、どうするの?」「あ~!きっちり1cmでなくていいのね」etc・・・

と、徐々に反応があり、納得するや怒涛のような流れへ・・・・・笑

使用済み切手(未処理)の入った『いきいき応援団』の袋は、飛ぶように売れ?「私、こんなのしてみたかったの~」「もっとするから入れて~」など何度も往復して下さったり、いくつも袋も持って行って下さったりと、嬉しい悲鳴を上げる事になりました。

 

アクリルボックスは、あっという間に沢山の処理済み切手で埋まっていきます。

手の痛みがあり、参加できなかった方々も「みんな、よう頑張ってるね~」と嬉しそうに覗いて行かれます。

ケア室の皆様も、お手伝いして下さる事になりました。

 

そして、現在の重量、4.9Kg

この数字、ウガンダの助産師学校で、1人の半年分の実習費になるそうです。

今回の企画で、パストラール尼崎の皆様の秘めた「底力」「マンパワー」を感じるとともに、アクリルボックスに投入する時の生き生きした表情から、まだまだ自分は社会に貢献できるんだという自己肯定感を再確認して頂けたような気がしました。

今回の事で、尼崎市社会福祉協議会から、「今後、色んな場面で協力し合えれば幸いです。」という嬉しい言葉を頂戴しました。また何かの機会に、パストラール尼崎の皆様のマンパワーが発揮できればと思っています。

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