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『羊毛フェルト展』開催!

2020.07.22

施設ブログ

パストラール加古川では7月12日~18日までロビーで『羊毛フェルト展』を開催しました。

羊毛フェルトとはニードルと呼ばれる針で羊毛をまとめて表面を指して形を作るハンドメイドの一種です。

専用のニードル(針)を使うため、ニードルフェルトとも呼ばれます。

今回は神戸市北区にお住いの秋山寿美子さんにお願いして作品を飾っていただきました。

秋山さんは5年ほど前、愛犬のウェルッシュコーギー「マロン」の愛らしい仕草を人形にして残しておきたいと思ったことがきっかけで『羊毛フェルト』を始められたそうです。

 

特に『マロンの家』の表情豊かなワンちゃんたちに、制作者の優しさと愛犬に対する愛情が満ち溢れていると入居者様は絶賛されていました。

それぞれの犬のしぐさや表情も違っていてまるで今にも動きそうです。

『マロンちゃん!』

と呼びかける入居者様もいらっしゃるくらい❤

作品を見た入居者様はまるで本物のようなぬくもりのある作品に感激されていました。

 

『この犬かわいい~♡』

『この鳥かごごとお部屋に飾りたいなぁ〜♡』

『これ売ってもらえないかしら~?』

『美味しそうなフルーツやねえ~』

『これって本物の枝豆でしょ?』

『間違って食べそうやねぇ~』

季節の野菜や、節分のお寿司を見て話されていました。

秋山さんはオーストラリアシドニーに住んでおられたことがあり、カラフルなインコたちがお庭に遊びに来る姿も好きで、写真を基に作られています。

ある日入居者I様は

「私は65歳でシドニーにホームステイしたことがあるのよ。毎日こんなインコ見てたわ。楽しかったな〜」

と懐かしそうにおっしゃってくださいました。

I様からお話を伺っていると、秋山さんと同じ頃にシドニー滞在されていたこともわかり、シドニーのあの青空のもと同じ鳥を見てたんですね〜。と感慨深げに話してくださいました。

また神戸新聞でアマビエを紹介するコーナーがあり秋山さんの作品が掲載されました。

秋山家の玄関には疫病退散を願ってアマビエが飾られているそうです。

入居者様の中には携帯の待ち受けにされた方もいらっしゃいました。

また秋山さんは季節ごとの行事を題材に作品を作り続けられましたが、今回のように作品が一堂に会するのは初めてだそうです。

小物も自分で工夫して作られており、鳥小屋はなんと『すのこ』で作られています。

またお魚釣りは『バナナスタンド』を見てお魚釣りに使えると思われたようです。

いたる所に手作りの工夫があり、入居者様も感心されていました。

あっという間に最終日。

入居者N様がずっと作品を眺めていらしたので、

『気に入って頂けましたか?』

とお声掛けしたところ

『制作者の秋山さんに飾って下さってありがとうとお礼を言って下さいね。』

お話を伺ってみると、ご主人様がお元気な頃に、家族旅行の旅先の旅館で、「羊毛フェルト」の体験をされたことがあるとか。

今まですっかり忘れていらしたそうですが、今回かわいい羊毛フェルトの作品を見て、懐かしく楽しかった家族旅行を思い出されたそうです。

皆さまそれぞれの思い出を重ねて見て下さっていたようです(^_^)/~

お話を伺ったこちらのほうが心が温かくなり、

皆様が「羊毛フェルト」で癒やされうれしく思いました(*^_^*)

そして門外不出の家宝をパストラールに飾って下さり秋山さんには感謝!感謝!です!(^^)!

 

 

入居者様からはまた新たな作品が出来きたら今度は是非販売をしてほしいとのお声やスタッフからは作り方を教えて欲しいとの声を頂きました。

又次の機会を楽しみにしております(^_^)/

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