『小堀遠州の庭』に挑戦!
2021.06.07
施設ブログ
『小堀遠州』(こぼりえんしゅう)といえば、江戸時代の大名であり茶人であり、作庭家でもありました。
京都のお寺を巡ると、「小堀遠州」の庭園がたくさん見られます。
有名どころでは、二条城の二の丸庭園や、南禅寺方丈庭園、龍譚寺庭園などがあり、縁側に座して庭を眺めると、本当に心が浄化されるような気分になります。
ということで、パストラール尼崎でも、梅雨の季節に少しでも涼を感じて頂けたらなァと、『日本庭園』(箱庭)の造園に挑戦する事になりました。汗
気分は、まさしく『小堀遠州』 笑
さて、その職人技を実現してくれるのは、そうです!パストラール尼崎美術班のメンバーです。
まず、スタッフSがとりかかったのが、「石灯籠」
100均のボードで立体的にドンドン組立ていきます。彼女の空間認識能力は群を抜いています。灯籠は石の粒でコーティング。
またスタッフHは箱庭の土台作り。石や苔が配されるため、水に強く頑丈でなくてはなりません。「ダンボールの魔術師」と異名をとる彼女しかできない技です。また要所要所で的確なアドバイスを出してくれる所謂、棟梁のような人です!
庭には白玉砂利が敷かれ・・・
水の流れる「つくばい」もあり、チョロチョロと涼やかな音に癒されます。
獅子おどしもありますよ。
苔むした飛び石はもちろん手作り!
小高くなった築山に本物の苔を配し
そして、「ドウダンツツジ」を庭を覆うように生けました。
全景を見て頂きましょう
では最後に、今回の「小堀遠州」の弟子ともいえるスタッフHとスタッフSの登場です!もちろんこの他にも製作や音響など、他のスタッフも協力してくれました。
さて、皆様の感想やいかに・・・
少しでも“涼”を感じて下されば嬉しいな~!
(あ!でも苔から虫さんが出て来たらお許しを~・・・汗)