『秋の丹波路美味しんぼ旅』
2024.10.18
施設ブログ
秋とは名ばかりの暑い日々が続く中、恒例の秋のバス旅行が15日、26人を乗せ出発しました。
今秋のバス旅行のテーマは、『秋の丹波路美味しんぼ旅』 (保冷バッグを用意しての旅となりました。)笑
丹波路は、関西人の皆様にとっては馴染みのある観光地の為、今回はテーマをグルメに絞り、10月の黒豆の解禁に合わせ、『丹波黒豆枝豆狩り』の体験をはじめ、漫画「美味しんぼ」にも紹介された酒、「小鼓」を製造する『西山酒造場』、デパートにも出店している高級栗菓子『足立音衛門』本店をめぐり、食事は、ミシュラン店『茶寮ひさご』さんで昼食と、文字通りのグルメ三昧の旅となりました。
さて、最初に訪れたのは道の駅『おばあちゃんの里』
開店と同時に、売り切れ必至が予想される「丹波の黒豆」や「丹波栗」・・・何とか間に合いましたが、中にはカゴいっぱいに黒豆を購入されている人達もいて、その人気の高さにビックリ!
艶やかなプックリした黒豆や、大きな栗。さすが全国有数のブランド“丹波産”です!
焼き栗もそれはそれは、美味しそうでした。
そして次に訪れたのは、高浜虚子ゆかりの『西山酒造場』
店先に虚子が詠んだ「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」という句碑が立っています。
ここ西山酒造場は、有形文化財にも指定されている趣のあるお店ですが、虚子やその弟子である西山酒造場の当主たちが集うサロンとなっていたようです。
バスが着くと、早速店内へ・・・皆様の購買意欲は底知れず、そんなに大きくないお店の中は熱気でむせ返りました。
女性は甘酒ヨーグルトや酒粕、可愛い瓶の「小鼓」を。男性は一升瓶の「小鼓」をご購入される方まで・・・
戦利品を片手に、ここでやっと高浜虚子の句碑を鑑賞する皆様です。
施設内でも、「ここのお酒は美味いんだ!」というウワサ通りの人気でした。
そして、バスは「足立音衛門本店」へ
ここは京都の福知山にあり、本店は福知山城のすぐそばにあり有形文化財となっています。
ここのお菓子はデパートでも栗を使った高級菓子として有名で、なかなか手が出せないお店です。汗
なので、お菓子に興味のない方は福知山城や昇龍橋がよく見える場所へお連れしようとしていたのですが、結局、皆様、菓子店を選ばれ・・・
ここでも皆様の購入意欲は旺盛で、本店限定のシュークリームや高級な栗のケーキなどを次々にご購入!
ここで少し休憩です・・・
そして、お腹が空いたところで、いよいよミシュラン店「茶寮ひさご」さんへ。
車窓からはのどかな田園風景が広がります。稲が刈り取られた田んぼや、コスモスや彼岸花も・・・
こんなところにミシュラン店が?という場所に「茶寮ひさご」さんはあります。
食事の松花堂の蓋を開けると、「ワ~!」という声が・・・秋らしいお料理の設えに皆様、歓喜です。
こちらのテーブルでは、祝杯!
プリプリの鯛のおさしみや、肉ちまきやデザートもありお腹いっぱいになったところで、記念写真をパチリ!
お料理ももちろんですが、定休日に特別に開けて下さったり、下見の際にも丁寧に対応して下さったりと、ミシュラン店でありながらその温かさが伝わるとても癒されるお店でした。
左端が料理長です。
そして、今回の旅行のメインイベントともいえる最後の行程です。汗
これが、吉と出るか凶と出るか・・・汗汗汗
いよいよ黒豆の収穫体験のできる「大内農場」に到着です!
畑には、すでに一人分ずつ、黒豆の枝が椅子の前に並べられています。(それも半端な量ではありません。汗)
今年は、不作だったので、いつもより多めに枝を下さったのだとか・・・汗
一列に並んだ皆様から、一斉に“ブーイングの嵐”
「え~!?こんなに沢山あるの~!?」「年寄りに何さすのん?」
真っ青になるスタッフ・・・泣
けれど、言葉とは反対に手はしっかり動かし、次々に黒豆を収穫する皆様・・・
「疲れた~もういいわ~!」「まだ付いてるやん。もったいない!」などと言いながら、ワイワイと収穫していく姿が何とも逞しい・・・!!
袋いっぱいに黒豆を収穫した後は、休憩所でコーヒーやソフトクリームにまた、舌鼓!
畑作業の後の〇〇は、美味い!・・・ですよね~。笑
旅慣れたバスの運転手さんでさえ、「こんな所、行ったことない!」と言わしめた(汗)今回のグルメ旅。
ちょっとマニアック過ぎたかな~?と反省するも、どんな場所でもすこぶる楽しんで下さるパストラール尼崎の皆様の超ポジティブさに今回も助けられた「秋の丹波路グルメ旅」でした。
【後日談】
苦労して収穫した丹波の黒豆でしたが、やっぱり甘くて美味しかった~!