『敬愛祭』✿尼崎✿
2019.09.13
施設ブログ
本日は、長年にわたり、社会に貢献して下さったご入居者様を敬い、感謝を込めて長寿を祝うパストラール尼崎の『敬愛祭』の日です。
現在、パストラール尼崎のご入居者の平均年齢は86.6歳。
今年、喜寿を迎える方は2名。米寿を迎える方は15名おられます。
特に、米寿の方は、戦争を経験、激動の昭和を生き抜き、貧しい敗戦国から世界有数の先進国へと導いて下さった方々。感謝しかありません。皆さまのお話を聞く機会がありますが、そういう時代を生き抜いてきた力強さや自信が、言葉の端々に感じられます。
「ええ時代やった~!」と回顧する方も・・・ホントに凄いな~!
さて、「敬愛祭」は、厳かな式典から始まります。
池田施設長の挨拶に続き・・・
兵庫県住宅供給公社の課長の祝辞、そして当日、残念ながら出席できなかった、中銀ライフケアホーム(株)渡辺社長からの祝辞を成田取締役が代読しました。
そして、出席下さった喜寿、米寿の皆様、おひとりお一人に、花束贈呈です。
バチッと正装でご出席くださった皆様、とっても素敵です!!
記念写真をパチリ!いいお顔ですね~。
1部の式典のあとは、2部のお祝いの催しになります。
今回のゲストは、大阪音楽大学の「ブレイザー・クインテット」の皆さま。
まだプロになる前の若い音楽家たちです!
男性1人を含む5人の木管五重奏、とっても楽しみです。
いよいよ華やかなドレスに身を包んだ若き音楽家の登場です!
「ワ~~~~!」ため息が洩れます。
多目的ホールに色とりどりの花が咲いたようになりました。若いっていいな~!!
フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネット、5つの音色が重なり合って、深みのある心地よい響きが、多目的ホールに広がります。
MCも、とっても可愛くて・・・
特にファゴット担当のHさんに、皆さま大注目!!・・目じりも自然に下がります。笑
選曲も、ポップスや、クラシックも耳馴染みのある曲をおりまぜ、また演奏順にも心憎い配慮が感じられます。
演奏が終わり、5人の皆さまに少しインタビューをさせて頂きました。
「皆さんの、おじい様、おばあ様は、おいくつですか?」の質問に、しばしの沈黙のあと、「70くらい・・??」と小さい声で答えてくれたMさん・・・「・・・くらいですか?」という意地悪な返しに場は盛り上がり。笑
「敬老の日には何かされますか?」に「会いに行って祖母の前で演奏してきます」という男性Hさんの感動のコメントに、場内拍手喝采!!
最後は、出口でのお見送りをお願いしました。
和やかに歓談されている様子も、とっても温かでいい光景でした。
大阪音楽大学の若き音楽家で構成された木管五重奏、素晴らしい演奏とともに、ひたむきさと、元々持ち合わせたピュアさとがあいまって、とても温かく優しい気持ちになるいいコンサートでした。ありがとうございました。
令和元年、パストラール尼崎の「敬愛祭」も無事終わりました。
皆さま、来年の「敬愛祭」まで1年、どうぞお健やかにお過ごし下さい。
またこの場で、たくさんの笑顔に出会えます事を・・・