『文化祭月間最終日』~関大空手道部~
2024.12.02
施設ブログ
11月は、『文化祭月間』として様々なイベントが開催されてきましたが、今回のイベント、『関大空手道部』の演技の観覧でいよいよ最終となりました。
『関大空手道部』は、パリオリンピックで銀メダルを獲得し話題をさらった「清水希容」さんの母校。
力強さのなかに華麗さのある魂のこもった演武は、空手の知らない多くの人にも感動を与えました。
今回は、その『関大空手道部』に突撃依頼し、11月のイベントとして実現することに・・・
いつものダイニングルームを急遽、7m×7mの道場に変身させ四方を観覧席としました。
「パストラール尼崎道場」の完成です!
8名の学生の皆様と監督、指導者2名の総勢10名で来館されたのですが、その凛とした佇まいと、爽やかな笑顔がいつもの館内の空気を一転させました。
その上、ひと昔前の武骨な運動部のイメージとは違い、男女とも美男美女揃い!笑
さて、空手って怖いのかしら?などとちょっと不安げなご入居者が観覧席に着席すると、いよいよプログラムの始まりです。
最初は、ご入居者も一緒に身体を動かします。
「1,2,3,4、」「5,6,7,8、」と力強い号令がかかります。
皆様、つられて「5,6,7,8」
あれよあれよという間に、ケアの方々も巻き込まれ、一緒に「5,6,7,8、」
会場は一気に熱気に包まれました。
「熱いわね~」・・・ここで暖房のスイッチをOFFに。汗
そしていよいよ、学生の方々による「組手」です。
ミットをつけての試合が繰り広げられました。
素早い動きと気合の入った声に圧倒される皆様。
高くあがる脚や、鋭い突きなど目の前で繰り広げられる「組手」は、迫力満点!
「組手」が終了すると今度は、「皆さんもご一緒に」という声で突きの練習です!
こちらも迫力満点です。
「昔、空手をやっていたんだよ~」という男性陣もなかなかのもの!
女性陣も負けてはいません!笑
さて今度は、いよいよ「演武」です。
静かな礼にはじまり・・・・
シーンと静まり返る会場に響くのは、胴着の「バシッ バシッ」という音と鋭い「シュッ シュッ」という息遣いのみ。
美しさと力強さ、誰をも寄せ付けないような魂の演技に思わず息をするのを忘れそうになります・・・
そして技が決まるときの気合い(叫びのような声=文字で表すことは出来ません。)
誰もが感動する素晴らしい演武でした!
2人の男子学生の演武のあとは、全日本学生空手道選手権大会の形(団体)で見事3位に輝いた女子の演武です。
3人のピタッとあった演武は、見事としか言いようがありません。
こちらも息を呑んで皆様、見入っています。
「シュッ シュッ」「バシッ バシッ」 これを音の一語で表現するにはあまりのも軽いような気がします・・・
礼に始まり礼に終わる。。。
一糸乱れぬ完璧な3人の演武でした。
演武が終わると、その表情は今どきの可愛らしい女子大生。そのギャップが何とも微笑ましく・・・。笑
そして全てのプログラムが終了し、記念撮影となりました。四方の観覧席の前で「ハイ!チーズ」
最後は、出口でお見送りまでして頂きました!
次の日も次の日も、「空手良かったわ~!」「いいものを見せてもらったわ~」と鳴り止まぬ賛辞!!
11月の文化祭月間の最終日を『関大空手道部』の若き青年たちが素晴らしい演技で幕引きをして下さいました。
関大空手道部の皆様、そして先生方、本当にありがとうございました。
後記
最初は、「空手」と聞いて参加に及び腰だった女性の皆様。けれど今回、実際に『関大空手道部』の方々の演技を目の当たりにし、一度に魅了され、途中から学生の皆さんの胴着に触れたり、腕を触ったりと興味津々で大興奮!!「お触りはダメですよ~!」とスタッフも笑いながら制止するほど!こんなに感動を下さった『関大空手道部』の皆様に改めて感謝です!(F)