『N響コンサート』
2024.07.19
施設ブログ
先日、NHK交響楽団のメンバーによる『N響コンサート』が、開催されました。
パストラール尼崎で恒例となっている『N響コンサート』ですが、コロナ騒動で、中止を余儀なくされたり、人数制限が設けられ時間も短縮されたりと、厳しい状況が続いていましたが、今年は、マスクの着用はあれど、一堂に会しての通常のコンサートが実施されました。
数日前から、ロビーは、『N響コンサート』を告げるポスターや、ディスプレーで彩られ、N響一色に・・・
今年の編成は、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの「弦楽三重奏」です。
メンバーの方、一人ひとりのプロフィールと写真の入ったポスターも、予習の意味も込めご用意しました。
日本屈指の交響楽団『NHK交響楽団』
小さい頃から“神童”であったであろう、その輝かしいメンバーの経歴を、丁寧にご覧になる皆様の姿が・・・
そして、いよいよ当日
スタッフが少々緊張気味にお迎えする中、若き三人のメンバーの方々が来館!
ヴァイオリン:村尾 隆人 氏
ビオラ:中村 翔太郎 氏
チェロ:小畠 幸法 氏
正面に掲示されたご自分のポスターを見つけ、「オオ~!」と大歓声!「これ、N響に貼ろうかな~?」「僕のカラーは青だ~」など冗談を交え、楽器を抱えたままパシャパシャと記念写真を撮られたり、サインをされたり・・・その場が大きな笑いに包まれるという嬉しいハプニング・・・笑
日本の音楽界を担う若き演奏家のフランクで、とってもお茶目な(失礼しました)姿に、一気に場が和みました。
そしていよいよ、コンサートが始まりました。
当日のプログラムです。
“音楽で世界旅行”をテーマに、ドイツ、チェコ、アルゼンチンなど7か国を巡るという趣向です。
どの曲も聴きおぼえのある名曲をご用意下さいました。
今回の演奏は、ヴァイオリンとビオラが立奏だったので、後部座席の方々にもよく演奏家の姿が見えたと思います。
情感豊かに演奏するN響第1ヴァイオリン奏者の村尾 隆人さん。
チャールダーシュ(イタリア)最高でした!
シンプルな編成である室内楽(今回は弦楽三重奏)は、それぞれ違った個性をもつ楽器の音色や一人ひとりの演奏家が奏でる美しい旋律を、より細かく聞き分ける事ができるのが醍醐味ですが、それを、日本屈指のN響メンバーが演奏し、その表情までわかる距離で鑑賞できるって、本当に贅沢ですよね。
うっとりと聴き入る皆様です。
♪ラヴェル(フランス)も素敵でした。
曲と曲の合間に自己紹介や曲の紹介などを入れ、終始和やかな雰囲気でコンサートは進んでいきました・・・
そしてあっという間の1時間
アンコール曲は、世界旅行の終着点、「日本」。 曲は、「ふるさと」でした。
最後に、司会者がお礼の挨拶とともに、「皆様、ビッグニュースです!N響の皆さまが、ポスターにそれぞれサインをして下さいました。将来は1000万円の価値になるかもしれません!笑 パストラール尼崎の家宝にさせて頂きます!」と告げると、N響の皆さまもご入居者も爆笑!
そして帰りは、そのサイン入りポスターの前はご覧のとおりに・・・汗
いつも通り、「良かったわ~」と大絶賛のコンサートでしたが、今回は、メンバーの方のお人柄や3人の和やかな関係性もあってか、とてもリラックスした温かみのある楽しいコンサートでした。村尾様、中村様、小畠様、本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
《後記》
メンバーの方の帰館時間、例のポスター前が何だか賑やかだな~と覗いてみると、私服に着替えた3人のN響の皆様が、それぞれ、ご自分のポスターの横でポーズをとり、満面の笑顔で記念写真を撮っておられるではありませんか?(可愛いすぎます!)
「これで5000万円になるかな~?」なんて冗談も・・・。笑
ここまで気に入って頂いて・・・と新しいポスターを刷り、お帰りの際に、各自、お持ち帰り頂きました。
という事で、最後に、将来、5000万円の価値がつく?貴重なサイン入りポスターをご覧頂きたいと思います!笑