サロン・ド・ギャラリー『陽だまり』
2023.04.25
施設ブログ
色とりどりの花々や若葉繁る美しい季節となりました。
そんな中、パストラール尼崎の館内にも、突如、美しい“お花畑”が出現!
異空間の場となった今回のサロン・ド・ギャラリー『陽だまり』を、是非ご覧頂きたいと思います。
今回の作品のテーマは、『クレイフラワー(粘土)の世界』
作家様(ご入居者)は、T様。
いつも若々しくチャーミングで、洗練されたセンスは憧れです。
入口でお客様(ご入居者)をお迎えする少し緊張気味のT様。
「おめでとうございます」「ありがとうございます」という挨拶が交わされたあと、皆様はいよいよ会場に・・・
「わ~!綺麗~」「凄い~」と歓声をあげる皆様。
部屋いっぱいに飾られた圧巻のクレイ(粘土)フラワー。
本物と見間違うような見事な作品は、誰もが思わず息を呑みます。
大きな籠に盛られた花かご。『陽だまり』のためにT様が前日に生けて下さいました。
こちらは、額の中に咲き誇るたんぽぽ
花弁の一つひとつの細やかさにため息が・・・
成形から彩色まですべて手作りの作品の数々。
決して大きくないT様の手は、まるでお花のマジシャンの手のよう・・・
粘土の特性上、作品は、かなり重量があるのですが、その重さを感じないほど、軽やかな花びらが表現されています。
素敵な色合いに、スタッフもうっとり。
こちらは、シンピジウム
近寄って、それも凝視しないと本物と見分けがつきません。汗
「凄いね~!」「何日かかるの?」「信じられない~」「このタンポポどうなってるの?」
など、その精巧さに圧倒され、また美しさに魅了される皆様です。
中央のテーブルには、T様の筆などの作業道具や、粘土(原型)などを展示
皆様から質問攻めになる作家のT様。
こちらは、和の花たち。
てっせんの花。添え木も粘土です。汗
ふきのとうの可愛さにホッコリ。
花のどの部分にも手を抜くことなく、T様の作品に対する愛情が細部まで伝わってきます。
小さい頃からお花が大好きだったT様らしいですね~。
今回は、感染対策上、人数や時間制限があったのですが、「帰りたくないわ~」「ずっとここにいたい!」「また同じものでいいからやってほしい」という熱い要望をたくさん頂きました。
帰り際の皆様の笑顔が、より優しい笑みになっていたのは、まさしくフラワーマジックかも?・・・笑
今回は、定員をはるかにオーバーし、長時間立ちっぱなしで解説をして下さったT様。本当にお疲れ様でした。