パストラール尼崎『秋の設え』
2020.11.05
施設ブログ
紅葉の季節となりました。
「行きたいけれど、皆にうつすと怖いもんね~」など、今年はいつもと違って気軽に「紅葉狩り」を楽しむ事が出来ません。
・・・・・・
それならと奮起してくれたのが、パストラール尼崎の「美術班」のメンバー達。
スタッフの作品といっても侮るなかれ!
先月の「お月見の設え」で、既製品の装飾品が完全にかすむほど大反響だったのが、この「美術班」の手作り団子だった事を忘れてはいけません。笑
そして数日後・・・
熱い想いを込め、スタッフ渾身の作がついに完成!
それでは、パストラール尼崎の『秋の設え』を、どうぞご覧下さい。
こちらは、木目込み人形とちりめん細工です。
永楽屋さんの、秋の手ぬぐいとのコラボレーションです。
たくさんの小さなどんぐりやキノコ、かぼちゃ達にほっこり・・・
「や~!可愛い!」と作品に触れながらずっと愛でておられる方も・・・
そのクオリティの高さに「すごいね~」の声をたくさん頂きました。
そしてこちらが、先月の「お団子」に負けないくらい大反響だった「秋の秋刀魚」と「里山の秋」です。
まずは、「秋の秋刀魚」から (注:ニセモノ)
「ワ~!凄い!」「こんがり焼けて本物そっくり!」「よう肥えて美味しそうやね~」「食べたくなったわ~」
七輪(手作り)には、火も入っていますよ~。(赤いライトです。汗)
中には、本当に熱いのかと、恐る恐る手を近づける方も・・・
とにかく、ここかしこで、皆さまの爆笑の嵐!
「これはスダチと大根おろしやね~」「このうちわで扇ぐの?」ハハハハハ・・・・・
作品は、自由に触れるので、七輪の上の秋刀魚は、ゴロンゴロンとひっくり返されます。笑
そして、こちらは「里山の秋」
「ワ~!これ、手作りなの?」「可愛い~」「干し柿やね」「ニワトリ、卵産んでるやん」とこちらも、サンマに劣らず大反響。
「昔は、この辺りにお便所あったよね~」「いや~、楽しいわ~」など、爆笑、爆笑・・・
「この古民家、ちょっとずつ変わっていくので、ちょくちょく見てて下さいね~」
「そうなの?。卵産まれるのかな~?」ハハハハ・・・
そうです。日々、変化する作品なんです。笑
鍬が増えたり、縁側におにぎりとお茶が増えたり、猫の位置が変わったり・・・人が生活しているという設定です。
ほら、最初、縁側になかったおにぎりが・・・今日は出現していますよ。
障子の向こうには、明かりがチラチラして、作品がまるで生きてるよう。
このあと、庭に大根畑も出来る予定。笑
そんなこんなで、パストラール尼崎のロビーは、爆笑と笑顔で彩られた『錦秋』となりました。
廃材や100均を利用した素人作品ですが、皆さまの心を大きく動かしたのは間違いなく、製作に関わったスタッフも、その大きな反響にやりがいを感じたに違いありません。それにしても、皆さまのノリの良さ、衰えぬ想像力を再発見!こんな素敵な素顔を引き出せた廃材作品に拍手を送りたいと思います。以下、製作にあたったスタッフを紹介させて頂きます。
~製作スタッフ~
木目込みフクロウ・ちりめん細工=スタッフT
秋刀魚・スダチほか=スタッフH (材料:生ごみネット、シュレッダーのゴミなど)
七輪・古民家=スタッフS (材料:捨てられかけた古ホウキ、枝、砂など)
(企画ディスプレイ担当)=スタッフF