久々の『シニア倶楽部』
2022.06.14
施設ブログ
もう何年ぶりでしょうか?
『シニア倶楽部』が実施できたのは・・・泣
「見てみよう!やってみよう!」の体験型のパストラール尼崎の『シニア倶楽部』は、コロナ禍、灘校生との交流を最後に途絶えてしまい・・・
ひたすら“忍”の一字・・・泣
しかし最近の感染者数の減少から、(慎重に、慎重に・・・)諸条件をクリアしつつ再開出来ることに。
今回、再開記念として企画したのが、パストラール尼崎から“ドアtoドア”で数分という兵庫県立の「ピッコロシアター大ホール」で開催される文化セミナー。
講師は、松竹新喜劇代表、「渋谷天外さん」
テーマは、「上方喜劇の魅力」
さっそく館内にポスターを貼り、参加者を募りました。
ポスター横には、興味を持って頂くために、「松竹新喜劇」の歴史をまとめ、歴代の役者の写真とともに掲示。
座席は、主催者側に高齢者施設であることを伝え、階段をなるべく使わない後部座席、かつ通路側に配慮して頂き・・・
そして、当日。
皆さまを乗せた、車はあっという間に「ピッコロシアター」に到着です。
県立の劇場なので、消毒、検温などはバッチリ!
久々の劇場ですね~。なんとなくウキウキします。❤❤❤
開演前にパチリ!
見回すと、年配の方が殆ど。ほぼ満席状態。
そしていよいよ「渋谷天外さん」の登場です!
講演は、対談形式で進みます。
先日、終了したNHKの朝ドラ「おちょやん」は、まさに上方喜劇をとりあげていましたよね~。
講師の3代目「渋谷天外」の父、2代目、「渋谷天外」の破天荒な人生もしっかり描かれていました。
さて、講演の最初に飛び出したのは、「藤山寛美さん」の葬儀での出来事。汗
昭和の名優、藤山寛美が(天に昇ろうとする時)まさに夫人が火葬のボタンを押すのと同時に、物凄い落雷があったという話。
また、寛美さんのド派手なお金の遣い方など、軽快に面白おかしくお話しされ、さすが喜劇役者と感心しきり。
それにしても、昔の役者さんは、「芸の肥やし」という名目で、今では考えられないようなハッチャケた人生を送っていたのは事実のようで、今の役者さんは、あまりガツガツせずライバルとも仲良しという真面目な子が多いと、少々愚痴をこぼしたり・・・
エピソード満載で、飽きる事のない講演は1時間半を超え、また最後は、「ええですよ~!写真撮って下さって~!」と終始、フレンドリーな渋谷天外さん。
ウ~ン。天外さんもいい人過ぎるかも?笑