皆様、滋賀県長浜の『盆梅展』はご存知でしょうか？

背丈ほどもある見事な盆梅の数々は、それはそれは壮観で、毎年、全国から多くの観光客が訪れています。

今回、３月のイベントは、この『盆梅展』にヒントを得、桜の時期に向け、館内での『盆桜展』を企画！

さて、そのパストラール尼崎の『盆桜』、本物の桜ではなくアートとして製作します。そのイメージはというと・・・・

大きさ、約１，５メートル、台を含めると２メートルという、立体の巨大桜！！汗

花は、『折り鶴』で表現！

花の色は市販品の色紙ではなく、桜色の微妙な濃淡を表現するため、オリジナル色紙を作成。

という、とてつもない構想。汗汗汗

『盆桜』の製作にあたっては、もちろんスタッフとご入居者様との協働製作。（もう何度も素晴らしい作品が生まれました！）

花にあたる折り鶴の製作は、ご入居者様。（巨大な桜の木につける鶴の数たるや、想像すらできません。）泣

また、その巨大な大木の製作は、美術班スタッフ。

と言う事で、いよいよ製作にとりかかりました。

大木を彩る花（折鶴）のために、用意したオリジナルの折紙の数、大小６枚をセットに、１２７セット。枚数にすると７６２枚です。

完成品用の透明ボックスも横に設置。

不安だらけの『盆桜展』のスタートでしたが、桜の花担当のご入居者様の成果は、日を追うごとにボックスが折り鶴で埋まり・・・

心なしか、底の作品より上部の折り鶴のほうが美人になってきてるような・・・笑

折紙は、指先の巧緻性を高め、脳の活性化にも良いとされていますが、何度も折るうちにその効果が出て来るのかもしれません。

「昔は折ってたけど・・・」「大丈夫！教えてあげるよ～」という微笑ましい会話も聞こえてきます。

かたや、桜の立体の大木製作は、スタッフＨ指導の下、ダンボール、針金ハンガー、新聞紙など廃材を使い着々とその巨大な姿を現してきました。

制作風景です。台に上り、製作にあたるスタッフです。（スタッフＨとＳです。）

折鶴も、こんなに集まりました。その数７００羽以上。やっぱりパストラール尼崎の皆様は凄い！！

そしていよいよ、巨大な桜の木が、ロビー金屏風前に登場！（運ぶのにも一苦労。汗）

その姿に、「ワ～！凄いね～」「樹齢何年の古木よね～笑」などと話題沸騰となりました。

さて、いよいよ、ご入居者様が折って下さった『鶴桜』を木に吊るしていきます。

満開になったパストラール尼崎の『盆桜』はどんな姿を見せてくれるのでしょう。

後日、パストラール尼崎に咲く、巨大桜の開花状況をお知らせします。

お楽しみに～✿✿✿