合同企画『介護予防教室』
2020.02.22
施設ブログ
今日は、パストラール加古川とパストラール尼崎との合同企画『介護予防教室』の日です。
両施設には理学療法士がそれぞれ配置され、日々、ご入居者様の運動機能の維持など、1人ひとりに寄り添いながら自立した生活を送れるよう支援しています。
今回は、加古川、尼崎のふたりの理学療法士が、希望者に「5m歩行」と「握力」を測定し、ご自分の転倒の危険性を知って頂いた上で、今日の『介護予防教室』に臨んで頂きました。
「いつもどおり歩いて下さいね~!」・・・タッタッタッタ
床に引かれた5mラインを、緊張しながら歩くご入居者様・・・アララ?いつもそんなに早足だったかな~? 汗
こちらは握力測定です。・・・結構真剣です!プルプル・・・・・汗
皆様、かなり負けず嫌いな事が判明!!笑
さて、ご自分の測定結果を手に、講義が始まりました。
サブタイトルが、「老化とフレイル 高齢者のトレーニング」
この「フレイル」、最近よく耳にしますよね~。
“加齢により、心身が老い衰えた状態”を、そう呼ぶのだそうですが、このフレイル、適切に対処すれば回復できる状態なのだそうです。ちょっと希望が持てますよね!
加古川の吉川PTと尼崎の川原PTの講義が始まりました。いつもご入居者と密に接しているせいか、講義は、ゆっくり滑舌よく1人ひとりに語りかけていくように進みます。
フレイルの回復に必要なこと。①運動②栄養③社会参加
そして、高齢者には「きょういく」と「きょうよう」が大切!とのこと・・・
“今日、行く所がある!”と“今日、(するべき)用事がある。”という意味らしいです。ナルホド!
またフレイルの予防体操も学びました。
ここで大事な事!
高齢者の運動のテーマは、なにより「継続」だそうです。
館内で行われている毎日のラジオ体操の参加や、元気はつらつ体操ほか様々なトレーニング、また毎月行われるシニア大学、その他イベント、サークル活動にも、どうぞ積極的にご参加頂ければと思います。
もう一度言います!年齢による心身の衰えは避けようがないけれど、フレイルは回復が可能です!
皆様!頑張って下さい!