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新春の催し

2022.01.18

施設ブログ

2022年の幕開けと同時にオミクロン旋風が吹き荒れる中、パストラール尼崎では、苦悩しつつのアクティビティを実施しています。

まずは、8日に“新春アンコール映像”と題し、『中村勘三郎』さんのドキュメント映画を再上映。

5年前に上映した際、感涙される方もおられ大きな反響のあった演目です。

7000時間も勘三郎さんを密着し製作されたドキュメント映画は、その人柄はもちろん歌舞伎役者の過酷さや歌舞伎界の将来を担い日本はおろか海外にまでその芸術を広めようと奔走し、そして力尽きた彼の人生を追い続けた作品ですが、歌舞伎に興味がある無しに関わらず、何度見ても感動してしまいます。

今回もキャンセル待ちが出るなど大人気となりましたが、やはり鼻をすすっている方や、涙を流されている方もおられ・・・

それにしても、惜しいのひと言です。

「70歳になったら・・・」などと将来の夢を語る在りし日の勘三郎さんの姿に、どれだけ無念であったかと涙を堪える事ができませんでした。

 

そして14日は『鏡開き』

当初は、人数制限をした上でおぜんざいをダイニングで食して頂く予定でしたが、まだまだ未知のオミクロン株のかつてない爆発的な感染により、一堂に会してのイベントは避け、戸配に変更となりました。

こちらは、『鏡開きシスターズ』

お揃いの和風エプロンで、雰囲気を盛り上げている・・・・つもりです。汗

ダイニングで作った手作りぜんざいは、北海道の新豆大納言を使用したちょっとぜいたくな自慢の「おぜんざい」です。(お部屋で召し上がって頂くのでお餅は見合わせました)

断熱容器にお店風のシールを貼り、おぜんざいを容器に入れ、塩昆布を袋詰めし、いざ!出発です!

「できるだけ温かいものを!」と20階まで2班に分かれ、ワゴンを押すスピードは暴走族なみ。笑

「おぜんざいをお持ちしました~!」の声に満面の笑顔で出迎えて下さる皆さまです。

「美味しかったよ~」という言葉に、ホッ!

来年の『鏡開き』は、皆さまが一堂に会しての笑顔付で是非、開催できますように!

 

さて、15日は関西では「松の内」

お正月飾りは今日が見納めです。

と言う事で、ロビー正面にディスプレイされ、皆さまに愛されたスタッフ製作の『寅之助』も今日でお別れとなります。

「さようなら」 という寅之助のメッセージが掲げられました。

「ありがとう!寅之助」

元旦の朝、満を持して登場したあなたの姿に、どれだけパストラール尼崎の皆様が驚き、歓喜した事か・・・

 

追記

松の内が終わり、いつものロビーに戻った風景に・・・

「淋しくなったわ~」という声をたくさん、たくさん頂いています。

 

 

 

 

 

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