今回、久しぶりの『男塾』を実施！

パストラール尼崎の『男塾』は、　「スーパーコンピューター“京”」や「巨大物流ターミナル探検」など、特に男性陣にフォーカスした外出ツアーを実施しています。

（もちろん、女性も大歓迎なので、たくさんの女性陣にも毎回ご参加頂いています！）

今回は、「近畿高エネルギー加工技術研究所」という施設の潜入ツアーを実施！

いったい何をしている研究所なのか・・・・謎の施設です？？

調べてみると、ここは阪神地域にある中小企業の“モノ作り”を支える重要な役割を担う施設だという事が判明！

公設民営という珍しい施設です。

役員には、兵庫県、尼崎市など行政のほか、川崎重工や関電、また大阪大学など様々な機関の方々が名を連ねています。

施設内には、加工装置や試験装置が設置され、なかなか小さい企業では購入できない高額な機器の貸出しや実験、また相談など、多岐にわたってモノ作りを支援しています。

この、地味ではありますが、お好きな方には“堪らない”（多分）企画にキャンセル待ちまででました。

パストラール尼崎からわずか２２分。いよいよ近畿高エネルギー加工技術研究所に到着です！

まずは、座学です！・・・ちょっと緊張の皆様です。汗

①オリエンテーション：研究所の概要説明　（事務局次長）

②研究開発部、技術支援部の活動内容　（研究開発部長　技術支援部部長）

研究所の役割、事業のお話から、専門的なレーザー加工のお話などが続きます。

レーザー加工は、モノ作りには欠かせない技術だという事がわかります。

こちらは、研究所の支援を受け、〇社が開発したバッティングマシンです。

この施設がどういう支援をしているのかがわかるにつれ、その存在意義の大きさがわかります。

そしていよいよ、研究所にある機器の見学です。（ここで記念写真をパチリ）

まず、通されたのは厚い防音壁で囲まれた大きな空間の部屋。

ここには、大きなレーザー装置が設置されていたようですが、旧式になったため、もうすぐ新しい装置が設置される予定だそうです。

こちらは、別のレーザー装置が置かれた部屋を窓から覗きこむ皆様です。

男性陣の中には、現役時代の経験を元に、専門的な質問をされる方も・・・さすがです！

精巧に作られた加工済の製品のサンプルの数々です。

レーザーで、溶接や接合、造形など様々な加工ができるそうです。

この後も、どれだけの力で破断するかがわかる実験装置や、金属疲労がわかる装置、塩害が及ぼす腐食の実験ができる装置などを見せて頂く事ができました。

実際に、金属をハンマーで切断する実験のデモンストレーションもありました。どれだけの力で切断できるのか・・・・

興味津々の皆様です。

その機器たちのお値段はというとマンションも買えない程、高額だそうで・・・・汗汗

その上、旧型では、めまぐるしく進歩している世界についていけないため、常に新しい機器が必要なのでしょう。かなり早いペースで入替が実施されているようです。

このような状況を考えると、小さな企業が製品を開発するには、どれだけ意欲があっても限界がある事がわかります。

そんな中小企業を支援するために、公設民営と、垣根をなくした近畿高エネルギー加工技術研究所が設立されたのですね。

最後にお見送り下さった職員の方々が、とても頼もしく見えました。笑

最近、近隣諸国に押され、モノ作り日本の存在が薄くなっている今、是非また元気を取り戻して、復活して欲しいと願ってやみません。この素晴らしい研究所がフル回転するぐらい活力のある中小の企業がドンドン現れれば・・・

追記

「昨日は面白かったよ～」とお声を掛けて下さった男性のご入居者、〇様。

ちょっと地味で?通好み？の企画でしたが、喜んで頂けてホッ。笑

（Ｆ）