第3回『パストラールシニア大学』✿尼崎✿
2019.08.29
施設ブログ
今日は、パストラールシニア大学の日
今日のテーマは、「高齢者とインフルエンザ」
~その手洗い、大丈夫?~
インフルエンザ・・・そこのアナタ!「な~んだ?インフルエンザか?」なんて侮るなかれ!高齢者にとっては、肺炎を併発したり、持病のある方は命に関わる事もある怖~い病気なのです。
そこで、まだ爆発的に流行する前に、今回は、尼崎市保健所 感染症対策担当の保健師、吉本氏と山口氏に、感染症にかからないための予防策を教えて頂く事にしました。
お二人とも、ゆっくりと滑舌よく、そしてわかり易く、高齢者に配慮された講義は、さすがです。
さて、インフルエンザは、飛沫感染や接触感染しますが、潜伏期間も短く、あっという間に発病、重症化しやすく、感染力も強いという、強烈な病気です。
この感染を防ぐには、3つのポイントが・・・
①感染源を除去する
・人ゴミをなるべく避ける・・・(フム。でもどうしてもの用事がある時だってあるし・・・汗)
②感染経路を絶つ
・手洗い、うがい、マスクの着用、口腔ケア・・・(これは個人の努力次第で出来るかも!)
③免疫力を高める
・予防接種(12月までに)は、おっくうがらずに受けましょう!(半年効果が持続し、重症化率も下がるそうです。)
・十分な睡眠とバランスのよい食事、適度な運動、身体を冷やさない。・・・(これも意識すれば、成せば成る!デスよね!笑)
さて、ここからは、現実的な問題で・・・
高齢者は、どうやらもっと緊張感をもって、感染症の予防にあたらなければならないのが現実だそうです。なぜならば・・・
・持病などで、抵抗力低下
・免疫力、バリア機能の低下
・重症化しやすい
・症状がでにくい
だからです。
でももし、インフルエンザにかかったら・・・
・十分な睡眠と水分補給
・マスクの着用(鼻まで覆う)
・咳やくしゃみはティッシュなどで口、鼻を押さえすぐに捨て、手を洗う
・発熱後、48時間以内に受診する
以上、是非実行しましょう。
さて、今回のテーマの副題~その手洗い、大丈夫!~
ということで、今回、手洗いチェッカーでご自分の手洗いのチェックをして頂きました。
体験希望者に、チェックを実施。
普段どおり、液体せっけんで手を洗い、普段どおり洗い流してもらい・・・
このチェッカーに手をかざすと・・・ワォ~!洗い残しの部分が青白く光っているではありませんか?(ちょっと美しいかも・・・コレコレ)
いやいや、ここに感染症の原因になるウイルスや細菌がくっついているかもしれません。油断することなかれ!結果、指と指の間が青白く発光している方が続出!親指や指先も・・・ピカ~~~☆☆☆
今後、重点的に洗わなければならない箇所もわかり、今後に生かしていける貴重な体験でした。
今回の講義を通して、インフルエンザおよび感染症にかからない!うつさない!をモットーに、ここパストラール尼崎の皆様全員が、この冬を元気に乗り切りたいと思います。