第6回「パストラールシニア大学」
2025.11.25
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先日、第6回パストラールシニア大学が開催されました。
今回は、神戸市王子動物園から飼育員の方に来訪頂き、ご講演頂きました。

テーマは「王子動物園の裏舞台!飼育員さんの奮闘記」
まずは、動画で日々の飼育員さんのお仕事が紹介されました。
若い女性飼育員さんが、ホッキョクグマ「ゆめ」をお世話する様子が映し出されました。
長靴を履き、「ゆめ」の食事である大きな肉の塊を切る様子や牛の巨大な骨を“ムンズ”と掴んで仕分けている様子、また獣舎をブラシで掃除する様子などが映し出されました。

まだ新米の飼育員さんですが、決してお洒落とか、冷暖房完備といった恵まれた環境ではない場所で、底抜けに明るく豪快で、楽しんで動物と接しているのがわかります。
最近の「クマ」被害で日本中が大騒ぎになっている中、映し出される、愛嬌のあるホッキョクグマ「ゆめ」
まるで雑巾がけをしているようなしぐさに、思わず皆様から笑いが漏れます。

少し前まで、熊やホッキョクグマは、確かに愛される存在でした。

時間の半分は質疑応答に充てられましたが、終始一貫していたのは、飼育員の方々が動物の大切な命を預かっているという意識の高さでした。
小動物からゾウやキリンなど巨大な動物など、どんな動物に対してでも変わりありません。
命の尊厳は、人間も動物も変わらないのですね。
多分、最近のクマの被害状況には、様々な要因が絡み合って起こっているのでしょうが、特に生態などに詳しい飼育員さんからすると胸の痛む事なのだと思います。
今回の講演で王子動物園の方向性のようなものを感じる事ができたような気がします。
派手な魅せる動物園ではありませんが、動物を大切に見守り最後までお世話する飼育員さんがいる温かな動物園が、王子動物園なのですね~。


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