第7回『パストラールシニア大学』
2019.12.23
施設ブログ
今日は、第7回『パストラールシニア大学』
本日の講師は、「地盤工学会関西支部」から派遣して頂いた、大阪教育大学名誉教授の菅野耕三先生です。
テーマは、「尼崎市の地盤と自然災害」
地盤のお話・・・
名誉教授・・・
申込み初日、何やらお堅いイメージがあったのか、皆さま、お申込みを躊躇しているご様子でしたが、当日は、たくさんの受講者でいっぱいになりました。笑
実は、担当者自身、講演内容に興味を持ちながらも、失礼ながら、かなり地味めな(汗)ホームページな上、「地盤工学会」という敷居の高そうな名前に不安を感じながら依頼するも、お返事を頂けるのか、ただただ不安の日々・・・
そんな中、突然、大阪大学工学部の教授I先生から届いた返信メール。(それも、とてつもなく優しく丁寧な文面 汗)
なんと、窓口が恐れ多くも阪大工学部の教授なんて・・・汗汗汗
「講師は、大阪教育大学名誉教授を派遣します。」という連絡に、こちらは、ただただ恐縮するばかりでした・・・汗
そして当日、菅野先生が来訪!
喜寿とは思えぬ若々しさで、マイク不用の艶々した声。
ここから“菅野マジック”というか、それはそれは面白い地盤の話が、次から次へと飛び出してきました。
NHK「ブラタモリ」もビックリです?・・・
地盤の話が、こんなに面白いものなのか?・・・参加者全員が思ったに違いありません。
地球レベルの話から地元、尼崎市の話まで、食い入るように聞き入る皆さま。
古地図から学ぶ災害など・・・・
地盤を調べれば、起こるべくして起こる災害。
「減災」という言葉も学びました。
「自然の力に対して“防災”なんて言葉は、おこがましい!」という先生の言葉には、重みがありました。
各地で地盤調査をされている先生の言葉は生々しく、人間の非力さをあらためて感じるものとなりました。
その上で、他力本願でなく、自分で出来る事を考える貴重な機会になりました。
講義後、目を輝かせながら「良かったわ~」「いい先生が来たね~」と皆さま、大絶賛!
菅野先生の引き出しは、無尽蔵にありそうで、是非是非、来年度もご講演頂きたいと、今から計画している所です。
大阪大学工学部教授I先生、どうぞよろしくお願い致します。汗