先日、第７回『パストラールシニア大学』が開催されました。

講師は、甲子園大学教授の高橋延行先生。

テーマは、「サプリメントに詳しくなろう！」

健康志向が高まる中で、様々なサプリが出回っていますよね。テレビでもさかんにドキュメンタリー風？のＣＭが流れています。

「膝が痛かったのに、こんなに歩けるようになった！」etc・・・

半信半疑ながらもついつい見入ってしまったり、実際に電話で購入したり、高齢者にとってサプリは身近な存在でもあります。

今日は、専門家から見たサプリメントのお話を伺う事ができました。

最近、話題になったサプリ、Ｋ薬品の「紅麹」被害や、身体によいと言われている油、ＤＨＡ，ＥＰＡの品質管理の難しさ、また過剰摂取からの健康被害など、貴重なお話が続きます。

よかれと思い、決して安くはないサプリを購入し、真面目に摂取したのに逆に健康を害する結果になる事だけは避けたいですね。

先生のお話から、日々のバランスの摂れた食事でそれ以上にサプリで補う必要はないと気づかされます。

質問コーナーでは、「今朝の新聞で〇〇薬品から認知症のサプリが出てるけど・・・」や、「〇〇の入った膝の薬。あれ効きますか～」「〇〇成分の化粧水は毛穴から入っていくんですか？」という直球の質問に、（立場上、答えにくいはずですが・・・汗）バッサリ否定される成分や、「それは否定できませんね～」など、これまた直球で答えて下さる高橋先生。

優しいお人柄がよ～くわかります。笑

受講後、専門的な見地からみたサプリの話に、「今日、聞けて良かったわ～」というご意見を頂く事ができました。

確かに、今回の講義は、情報過多で魔法のような言葉に踊らされている感覚がフッとクールダウンした感覚がありました。ともすれば体に害を及ぼすサプリ、賢く判断し購入したいですね。

さて、今年最後の「パストラールシニア大学」

既に６月の開講以来、７回が実施され、残すところあと３回となりました。

毎回、大盛況の「パストラールシニア大学」。来年も皆様のご参加、お待ちしています。