“コロナ禍の・・・”

この書き出しで始まるブログをアップすること一年。

２度めの桜の季節となりましたね・・・

世の中の芸術や音楽などエンタメ関係が壊滅する中、高齢者施設であるパストラール尼崎も、三密を誘発するアクティビティの実施は、大きなリスクとの隣り合わせという厳しい立場に置かれました。

しかしながら、“すこぶる明るい”ご入居者様に背中を押されるようなかたちで、行き詰っていたアクティビティも、コロナ禍での方向性のようなものが見えてきた気がします。どれだけ皆さまの笑顔と温かい声掛けに励まされたか・・・涙

さて、今回の「館内あげて✿春らんまん✿」も、コロナ禍ゆえに実施された企画のひとつです。

例年は、スタッフのみで館内のディスプレイは行われます。

しかし今回は、「ひな祭り」に続き、ご入居者さまとスタッフが一丸となって館内を大いに盛り上げましょう！を謳い、大々的に宣伝！

それに応えるように、春をイメージにした作品や思い出の品が続々と集まってきました。皆さまの思いに心から感謝です！

それではパストラール尼崎『館内あげて✿春らんまん』をご覧頂きましょう！

まずは、スタッフのディスプレイです。

春ですよね～笑

桜づくしのテーブルには、かすかに「さくら」のＢＧＭが流れています。風流でしょ！（管理スタッフの心憎い演出です。）

さくらのお皿の上の「桜餅」や「桜の上菓子」。これ、京都の老舗の香袋です。また宮脇売扇庵の桜の扇子、さくら柄の器の数々・・・

京焼の見事な器もあります。（造花のモクレンと庭の葉っぱのコラボ。見事に本物と間違われる方続出。ゴメンナサイ。）

そして、桜の木（スタッフ手作り）もお目見え。

また、こちらは、「鶴さくら」（造語）もちろんスタッフお手製。（ボケの盆栽に飾り付け）

（結構褒めて頂きました。エヘッ！）

こちらは、ご入居者さまの作品の数々です！

可愛いお相撲さん。この間まで春場所が開催されてましたよね～。

メールボックスコーナーの棚には、可愛らしいはり絵の作品です。桜の季節に兄を見送る可愛い兄弟たち。泣けますね～。

こちらは、ご入居者さまとスタッフのコーナー。

４月に開催される滋賀県長浜の「曳山まつり」の記念の品々。Ｉ様のお里のお祭りだそうです。有名ですよね！

こちらは春らしい玉虫色のバッグ。Ｔ様の妹様が、帯をアレンジしバッグにされたそうです。三姉妹同じものを持ってらっしゃるとか。

次は、桐箱のお店、京都「箱藤商店」の「たまご箱」。職人技が光ります。（卵をパカッと開けると花びらが見えます）

＊この「たまご箱」は、市川海老蔵の妻、故、真央夫人が子どもの臍の緒を収めるために取寄せたそうです。でも用途は自由ですよ！

さくらの箸置きも素敵でしょ！

そしてこちらは、春をイメージしたお人形たち・・・・素敵ですね～❤　（高価な為、ドキドキ・・・）

また、俳句の歌人たち（皆さま）の作品も「春」を詠んで下さり、館内を盛り立ててくれます。

いかがでしょうか？

パストラール尼崎の『春』は、今、まさに満開ですよ～❀❀❀❀❀