NHK交響楽団「弦楽三重奏」コンサート✿尼崎✿
2019.08.05
施設ブログ
本日は、日本屈指の交響楽団、『NHK交響楽団』の団員による「弦楽三重奏」のコンサートが、ここパストラール尼崎で開催されます。この贅沢な催しも恒例となり、ご入居者の大きな楽しみのひとつとなっています。
今年は、今までの会場が、館内ダイニングでのフラットな絨毯張りでの演奏だったのを、今回は、音響に重きをおく事にし、会場は隣接する旧小田公民館ホールで開催する事としました。舞台での演奏は、音響とともに、ボーイングと呼ばれる演奏家の弓の動きもしっかり見る事ができます。
今回の会場です!
ホールは、大阪にあるザ、シンフォニーホールや、フェスティバルホール・・・とはいきませんが、(汗)ポスターもできるだけそれ風に近づけたい!(汗)との意気込みだけで作成してみました。まずは、ポスターです!
つぎは、入口までのアプローチ! お一人おひとりのポスターを掲示してみました。
当日のプログラムです。
15分前になりました。皆様、お待たせ致しました。開場しま~す!
さて、今年のN響の演奏家をご紹介します。毎年、事前に送られてくる演奏家のプロフィールを拝見すると、皆様、小さい頃からの経歴が凄まじく、まさしく「音楽の神童」だった事を伺うことが出来ます。
✿ヴァイオリン 大宮 凜太郎 氏
✿ヴィオラ 佐々木 亮 氏
✿チェロ 宮坂 拡志 氏
さて、いよいよ開演です!
公民館ホール中央に敷かれた花道を通って、今回の主役、N響演奏家が登場します。
無機質で殺風景な公民館ホールが、一気に高貴な空気感に包まれました。
モーツァルトのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563から(三重奏)
バッハの無伴奏チェロ組曲第一番からプレリュード(チェロのソロ)
ヘンデルのパッサカリア(ヴァイオリンとヴィオラ)
が次々に演奏されました。
数本の弦と弓だけで奏でる音色に、心が癒され、また揺さぶられる感覚をおぼえます。これも、N響三名の演奏家の演奏技術の高さゆえなのでしょう。
また、日本の歌メドレーでは、ノスタルジアを強く感じた時間となりました。感動し、何かに大きく包まれたような特別な空気感が漂いました。
最後のバッハのゴルトベルグ変奏曲。
この素晴らしいバッハの名曲、たしかチェンバロで聴いたことが・・・初めて弦楽三重奏で聴きました。どちらも素敵です!
コンサート終了後、「素晴らしかったわ~!バッハ、聴きたかったの~!」とクラシックには耳の肥えた〇様が満面の笑顔を見せて下さいました。
弦楽器だけの演奏を、ましてや生演奏で聴けるという機会はそうそうない中、超一流と言われるN響メンバーの演奏を間近で、それも貸切りで聴ける贅沢な喜びを感じずにはいられません。今年も感動!!
喜怒哀楽などの感情も生き生きと表現してしまう不思議な弦楽器。あの流れるようなボディとあいまって、最近はその魅力に結構ハマっています!!(笑)