~灘校生からの便り~
2020.05.08
施設ブログ
今年の2月、パストラール尼崎に来訪して下さった「灘校マジカル同好会」に皆さん。
もうずいぶん前のような気がするほど、世の中がコロナの影響で一変してしまいました・・・
実は、今年度もご快諾頂き、2回のショーを開催する予定でした。
それほど反響が大きかったからです。
あの時の興奮と感動をも覆い隠し、心まで支配するコロナウイルスに恐ろしさを感じます。
そんな中、「灘校マジカル同好会」の部長であるWさんから久しぶりにメールが届きました。
「ご無沙汰しております・・・」から始まるいつものWさんの流れるような文章。(高2なのに・・・)
不思議と、春風が吹いたようなさわやかな気分に・・・笑
あの灘校もコロナの影響で学校は閉鎖され、5月の文化祭も中止になったとのこと。
発表の場を失った「灘校マジカル同好会」は、部誌などのオンラインでの公開のみとなり、その部誌に「パストラール尼崎」での活動の様子を掲載してもよいかという伺いの内容でした。
灘校生8人のマジシャンが繰り広げた華麗な技や、大成功に終わった異世代交流の時間が蘇ります。
そして今日、素敵な部誌のデーターが、丁寧なあいさつ文とともに、送られてきました。
ちゃんとパストラール尼崎の事も写真入りで掲載されていました。
以下、本文より
これは結論から言うと「パストラール尼崎」という老人ホームでマジックをして入居者様と交流を図るというものだったのですが、これがまたまたマジカル同好会史上初めて(だと思われる)の事だらけでした。 というのも今回はなんと、①パストラールさんから直接お声掛け頂いたということ。②自分達と70歳以上も年の離れたお客様にマジックを見せるということで期待と不安の入り混じったドキドキでいっぱいでした。また、初対面のお客様にマジックを見せるのは今回が初めてだという部員もいましたが、本番は部内発表会等のおかげか全員楽しんでいた様子でした。
そして何より良かったのは、今までの中で最もお客様に喜んで頂けたこと、そしてそれを感じられたことです。入居者の皆さんの本当にキラキラした笑顔を見られて、「マジックをやってて良かった」、「マジックはこんなに人を笑顔に出来るんだな」と改めて実感した素晴らしい体験でした。
この先も「灘校マジカル同好会」の皆さんと、「パストラール尼崎」の皆さんとの異世代交流を続ける事が出来ればと願ってやみません。
また、若き素晴らしいマジシャンたちに会える事を信じて・・・