お雛さま
2021.02.14
施設ブログ
立春が過ぎてすぐにパストラール加古川のロビーには七段飾りのお雛さまがお目見えしました。
昨年はお雛さまは一台でしたが、緊急事態宣言が発令され重苦しい雰囲気を吹き飛ばそうと三台並べてみました(*^_^*)
それぞれが違ったお顔立ちで見る方も見比べながら楽しんでいらっしゃいます。
最後に小さな手作りのお雛さまも❤
木目込みのお雛さまはふくよかな親近感の持てるお雛さまです!(^^)!
昨年も飾ったはずなのにお人形の配置や小道具の持ち主?を探すのに昨年度の写真とにらめっこ。
「それは三人官女に持たせるのじゃないの?」
「丸もちはこっちよ」
「五人囃子はこれ持つのよ」
入居者さまに助けてもらいながら、なんとか飾り終えました(*_*;
そして三人官女の座官女が持つ道具は、主に関東では三方、関西では島台(松竹梅)だそうです。
パストラールには関東のお雛様が一台、関西のお雛様が二台展示されています。
仕丁(しちょう)の3人は怒り、泣き、笑いの表情から、三人上戸(じょうご)と呼ばれるそうです。
よく見ると、怒っている仕丁は赤い顔、泣き顔の仕丁は青白い顔と顔の色も違っています。
お勉強になりました!!
入居者さまに一番人気があったのが七五三のお祝いの時に三歳児が帯の代わりに着る着物『被布着』
「これなんとかわいいの~」
みなさまが立ち止まってご覧になっています。
夕方になると雪洞(ぼんぼり)に薄明かりが灯りとても幻想的なロビーに変わります。
入居者さまも
「癒されるねぇ~」
「昔はよく飾ったわ~」
と懐かしくご覧になっています。
またロビーには『東海桜』を生けました。
生けた時には蕾だった枝に、日に日に一重のうすいピンク色の小花が咲きだし
10日ほどで葉桜になりました。
入居者さまは桜を毎日観察され日々の変化を楽しまれています。
暦の上ではもうすぐ二十四節気の『雨水』
パストラールの中庭も春に向けての準備が進んでいます。
小高い丘にはネモフィラを植え、夏にはきっと『ひたち海浜公園』のように
一面真っ青な花で覆われているはず・・・
バラの冬剪定も終わり五月にはきっときれいなバラ園になっているはず・・・
こんな思いを込めながら楽しくガーデニングに励みました(*^_^*)
また玄関先に並んでいるチューリップの芽が日に日に大きくなり、
入居者さまも楽しみに成長を見守って下さっています。
ダイニング前には水仙が咲き始め、春の良い香りが漂っています(^。^)y-.。o○
中庭の紅梅も咲き始め、ケアのみなさまはお散歩を楽しまれています。
季節外れの温かさの中ティータイムを楽しんでいらっしゃいました。
加古川近辺では鮮やかな黄緑色をしたメジロも見かけるようになりました♡♡♡
もうまもなく春ですね・・・・