７月のグリーンセラピーは、中庭花壇で育てた藍の葉を使ったたたき染め体験です。

今回は４人のご入居者が参加されました。

まずは、中庭で藍の葉を採取します。炎天下なので手早く済ませなければいけません。

ただ、４月からご参加されているご入居者同士、作業しながら話も弾んでしまいます…

袋いっぱいに藍の葉を摘んで室内に入ると、なにやら物騒な道具が…

今回は、エプロンやエコバッグにたたき染めをしていきます。

葉の配置を決めたら、藍の葉をシールで固定し、その上から…

ひたすら叩いて色素を移していきます。

「道具の重さだけで叩けば良いですから」と中田先生には指導されていましたが、どうしても道具を握る手には力が入っていきます…

スタッフも代わる代わるお手伝い。

「こんなに叩くとは思わなかったわ～」と声もあがります。室内はお互いの声が聞こえないほど、ガンガン　ガンガン　ガンガンと叩く音が響きます。

無心になって叩くことも、ストレス発散になるそうです。

ときどき、葉をめくって色が移っているか確認します。

配置した葉の数だけ叩かないといけないので、なかなか重労働です。

１時間があっという間に過ぎて、皆さんの作品が完成しました！

叩いたその日は、このまま乾かし、翌日に水洗いしてから天日に干すと緑から藍（青）に変わり、その後は洗濯機で洗濯しても落ちないそうです。

皆さま、お疲れ様でした。

ちなみに、藍の葉は日陰で干して乾燥させるだけでお茶としても楽しめるそうです。

「試してみるわ」と皆さま、余った藍の葉を大事そうに持って帰られました。