パストラール祭~発表会~
2023.11.28
施設ブログ
今年のパストラール祭では、コロナ禍で中止を余儀なくされていた発表会も開催されました。
ご入居者やスタッフの一芸を披露する年に1回の晴れ舞台。この日の為に、毎日自己研さんに励むご入居者もいらっしゃいます。
残念ながら、歌など発声を伴うものは今年も見送りになりましたが、5組11名の方が発表されました。
トップバッターは、どじょうすくい手品。ご夫婦での共演です。
本格的な衣装に軽快な身のこなし、準師範(師範はコロナ禍でお預け中とのこと)は伊達ではありません。手品との組み合わせた発表はオリジナルとのことで、大喝采による幕開けとなりました。
続きましては、ピアノの発表。しっとりとした音色で、「ウナ・セラ・ディ東京」「恋人よ」の2曲をご披露されました。
すごく緊張されていたとのことですが、そんな素振りを微塵も感じさせない演奏でした。
3番手はウクレレ演奏、まずはソロでテネシーワルツ。軽快な演奏の中にも力強さを感じます。
続いて、スタッフのウクレレ娘も参加してのトリオ演奏。
歌が歌えない部分を、先録りの音源を使ってカバーします。
「オーシャンゼリゼ」、「幸せなら手をたたこう」の2曲を披露。幸せなら手をたたこうでは、会場全体で一緒に手を叩いたり足を鳴らしたり、楽しい時間を共有しました。
次は大型企画「リメイク着物作品ショー」
着物のリメイクを長年されていたご入居者の作品たちを、有志でご協力されたご入居者が身に纏い、ファッションショーのようにランウェイに見立てたホール内を歩くショータイム。
それぞれの作品について語っていただいているご入居者が着ている服もまた着物のリメイクだそうです。
エスコート役を務めた渡邉施設長も並んで、最後は皆さんで決めポーズ記念撮影。
そして、大トリは帯舞(おびまい)。
音楽に合わせて、舞いながら帯を結びます。
帯が扇子のようになったり、くるっと振り向かれると帯が結ばれていたりと、変幻自在の舞でホールを魅了されていました。
来年は、更に規模を拡大して開催…できたら良いですね