ロビー展示 宮本保子書画作品展
2021.03.24
施設ブログ
パストラールのロビーでは 3月11日(木)~18日(木)まで
入居者さま 宮本保子さまの書画作品展が開催されました。
宮本さまは4年前にご夫婦でパストラールにご入居され、「写経」のサークル活動も
熱心になさっています。
今回は「感謝と絆」をテーマに水墨画と書を展示して下さいました。
軸の作品
『藪椿』『四君子』『いなみの万葉の森』『華厳の滝』『猫蝶』『塔のある風景』『水仙』など
『光陰矢箭』光陰矢の如し
作品『絆』は「父母への感謝・夫への感謝・子供への感謝」を記されています。
素敵な文章でみなさまの想いとも重なり、胸が熱くなる作品です。
またお孫さんの誕生をお祝いした作品
『一日生涯 雨洗風磨(うせんふうま)』
雨や風にさらされることによって心が洗い清められ、磨かれるという意味だそうです。
困難や苦難に立ち向かい、それでも前に進む事は、自分自身の大きな成長となるという意味です。
この作品は胎毛筆で書かれています。
「胎毛筆」は生まれてから一度も散髪していない赤ちゃんの髪の毛で作られた筆で、昔から中国や日本に伝わっている習わしです。赤ちゃんの誕生を記念し、健やかな成長を願って作られる、世界でたった1本の貴重な筆です。
筆先が一度もカットされていない「胎毛」にしか「毛先」がないので、思っても見なかった美しい線が出るそうです。
宮本さまの想いが込められた作品ですね。
またパストラールの皆様への感謝をこめて
『パストラールよいとこ パストラール加古川愛唱歌』
幅180㎝の額の中に素敵な歌詞と絵が描かれています。
この曲は入居者さまがパストラールの四季折々の様子を作詞されました。
今はコロナ禍の為コンサートは出来ませんが、イベントごとに「ひな祭り」のメロディに合わせてみなさまで合唱していました。
宮本さま
素敵な作品を見せて頂きありがとうございました。
これからも新しい作品を見せてくださいね。
作品展が終わるころから中庭の桜の蕾も膨らみ、中庭のお花も見頃になって来ました。
はやくコロナが終息することを祈るばかりですね。