河合健次氏『木工からくりおもちゃ』展
2020.12.10
施設ブログ
パストラール加古川のロビーでは、クリスマスツリーに加え、河合健次氏の木工からくりおもちゃ『Toy-Mermaid』『Craft-Christmas』の作品を展示しています。
河合さんは現在明石市の小学校教員をされていますが、お休みの日を利用して木工からくりおもちゃ作家としてご活躍されています。
また、2014年~2015年には第56次日本南極地域観測隊にも同行されたことがあります。
からくりおもちゃとの出会いは、20年前に明石市出身の木工作家 西田明夫さんの作品を見てとても感銘を受け、それからからくりおもちゃのとりこになったそうです。
その後40歳を迎えた2008年に西田さんが館長を務めていらした有馬玩具博物館の門をたたき研修を受けられますが、翌年西田さんがお亡くなりになり、恩師の遺作のモチーフだったマーメイド(人魚)をテーマに今まで作品を制作されています。
教員の仕事の傍ら、1年に1作品のペースで『からくりおもちゃ』を制作され、今回パストラールのロビーには8作品のからくりおもちゃとクリスマスのおもちゃを展示して下さいました。
入居者さまもハンドルを回しながらユーモラスな人形たちの表情や造形、歯車の動きがもたらす仕組みの面白さ、人形たちの動く様子を熱心に見ていらっしゃいました(^.^)/~~~
『かわいい~』
『わぁ~~動くぅ~どうしてぇ~』
『歯車の動きがどうやって人魚に伝わるのかなぁ(@_@;)』
『まぁ〜不思議!!よくこんなの作れるねぇ〜』
作品も年々複雑になりハンドルを回すだけでどうしてこんな動きになっているのかと、歯車の動きを覗き込む方もいらっしゃいます。
からくりおもちゃの動きを動画でお見せできないのがとても残念です(*_*;
ひとつひとつの動きにみなさま癒やされています。
やさしい色合いの木は間伐材を染めて再利用されています。
間伐して直ぐの木は水を吸い上げる力がこんなにもあるのですね(^。^)y-.。o○
ほっこりとした温かみのある色合いの木を触って
『いい色ね~』とお話しされていました(*^。^*)
からくりおもちゃの魅力は、木のにおい、手ざわり、素朴さ、あたたかさ。
ハンドルひとつで何箇所も動く歯車の仕組みに、見る人、動かす人に驚きと感動を与えます。
展示は25日まで続きます(^^♪
パストラールの中庭では紅葉も終わり晩秋から冬へと季節の移ろいを感じるようになってきました。
もうすぐクリスマスですね❤