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第2回パストラールアカデミー『講演会』・・・加古川

2019.06.03

施設ブログ

6月1日(土)
パストラールアカデミー2回目は、加古川市医師会会長 中田邦也先生にお越しいただき 、 認知症と予防についてお話をしていただきました。
皆様関心が高く63名の方が参加されました(*^-^*)。

 

認知症とは?
認知症は脳の神経細胞が減ってしまう病気であること。
老化による「物忘れ」とは違うと説明がありました。
加齢による物忘れは生活に支障はないですが、認知症の物忘れは生活に支障があるそうです。

認知症の種類は?
1 ・アルツハイマー型認知症
  ・レヴィー小体型認知症
  ・前頭側頭型認知症
  ・脳血管性認知症
2 ・仮性認知症
  ・脳の病気(慢性硬膜下血種、正常圧水頭症、脳腫瘍etc)
  ・体の病気(肺、心臓、肝臓、腎臓、感染症 etc)  
  ・薬剤性
  ・ホルモンバランスの異常
  ・アルコール
 
認知症の内訳は 
   アルツハイマー型認知症が60~70%を占め血管性認知症は10~20%
 
先生よりそれぞれの認知症の説明がありました。

 

あれっ?当てはまる!!!(‘_’)
いやいや私は老化だわ・・・・と思いつつ先生のお話は続きます。
 
メモを取る方、少し不安げに隣の方と顔を見合わせる方 
皆様 本当に熱心に聞き入っていらっしゃいました*^。^*

BPSDの予防のために
  中核症状は接し方・暮らし方によって進行を遅らせることができます。
 BPSDは接し方・暮らし方によって軽くすることができます。
 
BPSDが悪化する悪循環
症状が現れた時に介護者がいらいらする。介護者がきつく接する。無視する。
→本人が不安になる。怒る。混乱する。
 
思い当たることはありませんか?
 
BPSDが軽くなる良循環
介護者が気を付けることは余裕をもって適切に対処すると、本人が安心して自信を持つ
 
適切な対処方法とは・・・
・お年寄りのプライドを大切にしましょう
・本当のことを理解させるよりも納得させましょう
・雰囲気を大切に。優しく、ゆっくりと。
・作り話に付き合いましょう(話題を変える、仕事を与える)
・お年寄りのペースで付き合いましょう
 
このような相手の立場に立って物事を考え、気配りすることは認知症でなくても生活の中で考えるべきことですね・・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 

 

最後に認知症にならないためには
身体を動かし、頭を使い、好きなことをする!!!
みなさまやっていますか?
 
会場を見渡せば、皆様実践されている方が多いですね~
入居者さんより・・・・スタッフの方が危ない???
もしかして認知症についてはスタッフより皆様の方が詳しくなってしまったかも・・・・(@^^)/~~~

 

皆様ご参加ありがとうございました。
また次回の健康に関する講演会をお楽しみに!!

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