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N響コンサート開催しました!

2024.07.23

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前日の尼崎でのコンサートが大盛況であったとの報告を受け、加古川のスタッフもN響メンバーのみなさまのご来館をいまかいまかと、ウキウキソワソワしながらお待ちしておりました!

今年のテーマは、弦楽三重奏による『音楽で世界旅行』。

このテーマを聞いただけでワクワクしてきますね!

昨年までは新型コロナ感染対策として、多目的ホールにて2部制で開催しておりましたが、ようやくご入居者のみなさまお揃いで、ダイニングにてゆったりとご鑑賞いただけるようになりました!

フロントやロビーでは、『いよいよ今日ね~!』『楽しみだわ~♪』と、コンサートを楽しみにされているご入居者のお声も飛び交っていました!

会場も整い、いよいよ開演!

山本施設長の開演のことばから、中銀ライフケアホーム株式会社 代表取締役 渡辺社長のごあいさつへと続き、いよいよ音楽で世界旅行の始まり始まり~!

今回演奏して下さるのは

ヴァイオリン 村尾 隆人さん

ヴィオラ 中村 翔太郎さん

チェロ 小畠 幸法さん

のお三方です。

旅のはじまりは『ドイツ』から。そして『チェコ』へ!

ここ加古川にゆかりのある曲?!スメタナのモルダウです!

この曲はスメタナがアメリカへ留学中に、故郷であるチェコで一番大きな川であるモルダウ川を想い作曲されたそう。わが町に流れる加古川も兵庫県で一番大きな川なのでピッタリ!ということで選曲いただいたとかいないとか(笑)

そして旅は『オーストリア』へ。

スタイナー作曲 映画「風と共に去りぬ」からタラのテーマを。演奏がはじまると一気に映画の世界へ誘われ、真っ赤に燃える夕陽に照らされ、戦争で荒れた畑の土を握りしめたヒロイン、スカーレット・オハラが「私はもう二度と餓えはしません!」と神に誓い、力強く生きていく決意表明をするあのシーンが目に浮かんできました!

続いては『イタリア』から『フランス』へ。

クラシック、しかもN響の楽団員と聞くと、さぞかし敷居の高い雲の上の別世界を想像しますが、ヴィオラの中村さんが演奏の合間に、曲にまつわるお話や説明を丁寧にして下さり、ヴァイオリンの村尾さんが異色の経歴を持たれていたり、チェロの小畠さんがお酒好きというような、プライベートなお話まで、クラシック初心者にもとても馴染みやすく、終始笑いの絶えない和やかな演奏会でした。

そして曲はモンティのチャールダーシュ!ヴァイオリン 村尾 隆人さんのアレンジが素晴らしく、思わず仕事を忘れて『ブラボー!』と叫びそうになる程興奮しました!

『フランス』ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌでは、ピッチカートという絃を指で弾くのと、弓で弾くのとの違いも聴かせていただき、より風景をリアルに感じることができました。

旅は終盤。『アルゼンチン』から『アメリカ』へ。

素晴らしい演奏の世界旅行をしながら、涙を拭うご入居者も見受けられました。

旅の終着地は『日本』故郷の演奏で幕が降りました。

お名残り惜しい気持ちを抑えつつ、最後は大きな拍手でお見送りしました。

終演後、興奮冷めやらぬご入居者より『とても感動しました!』『素晴らしい演奏でした!』とのお声があちらこちらで聞こえていました。

スタッフにとっても、ご褒美のような素敵なひと時でした。

素晴らしい演奏をありがとうございました!

また来年も楽しみにしております♪

 

 

 

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